ボバースアプローチとは?
ボバースアプローチについては、ネットでググればすぐにどんなアプローチかは詳細は知る事が出来る時代なので、専門的に知りたければそちらを見ていただければ分かるので、ここでは、僕から見たボバースアプローチについて書いてみる。
簡単に言うとボバースアプローチは、人の原始反射や姿勢反射などの反射を誘発しながら、その反射によって反射的に出た運動を正常動作に近づけようとしたアプローチである。
最近、この説明のために、10年以上ぶりに少し現在の概念を見てみたが、どうやら代償動作を減らそうという気持ち、思惑があるようだ。笑
それについては、驚いたのだが笑 反射を誘発するのだから、普通に考えて最高レベルの代償動作が生まれそうだが、専門で学んでもない奴が勝手に言うなと批判の嵐間違い無いだろうから流しておく。
そして、どうやら、最近では、言語や感覚情報をアプローチ、手技に組み込んでるようだ。
おそらく、認知神経リハビリテーションが川平法の次に出て来た最新の片麻痺リハビリとして台頭して来た事により、反射誘発アプローチの最中に、言語のやり取りをしてメタファーなどを運動構築にプラスαしているのだろう。
川平法にしても、それこそハルシュバーグアプローチにしても、どのアプローチも常に進化は遂げている事は素晴らしい事である。
ただ、根本再生理論に比べると、やはり、稚拙なアプローチと言わざるを得ない。
しかし、稚拙なアプローチになってしまうのは、仕方なく。彼らが悪いわけでもなく、設定を大前提に決めた上で構築したアプローチなので、別に、悪くも何もなく、素晴らしい事なのである。
僕はずっとそう言ってたのだが、批判組は悪い部分しか捉えないので仕方がないのだが、
何度も言いますが、ボバースアプローチは、病院内でのリハビリであり、設定が時間、期間の制限があって、半年以内に社会復帰という恐ろしい大前提の上で考えられている。
当初ボバースが生み出された背景も、第二次世界大戦時の片麻痺、痙性麻痺に対して、時間的、期限的な制約が強過ぎる時代に生み出された理論であり、
戦争時代に比べるとかなり期限、時間の制約が無くなったとは言っても半年180日で、リハビリ算定は終わる。
その上でのリハビリテーションに過ぎない。
根本再生理論とは、ほぼ、真逆の理論であり、それは、川平法、認知神経リハビリテーションとも変わらない。
だが、認知神経リハビリテーションにおいては、
時間、期限の制約と言うよりも、シンプルに動く事、鍛錬する事が嫌いな頭と口を使いたい、好きな人間が隙間産業として生み出した背景があって、少し違う物語がある。