現在、この世にある、全ての片麻痺治療法の中で、

もっとも、有名な治療法は、

川平法や、CI療法などがありますが、それらを総称して【神経筋促通法】と呼びます。

この【神経筋促通法】は、様々な流派に分かれ、川平法やCI療法を筆頭に、それを独自にアレンジされたものなどを含めると、治療家の数だけある。というような、治療法です。

それを、まとめて、各、片麻痺専門治療院では、いわゆる「片麻痺に効果があります」という謳い文句により集客をしています。ですので、

片麻痺に苦しんでいる方々からすれば、どの治療法を受ければ良いのか。

非常に悩ましいところだと思います。しかし、思ったほど、難しい事ではありません。

なぜなら、基本的に9割5分以上の片麻痺の自費治療法は、「基本的には神経筋促通法である」と、思ってもらって大丈夫です。

それ以外にも、感覚を重視した、認知神経リハビリテーション、動きのコツなどという「いかにも感覚を重視した治療法」というような、ややこしい治療法などもありますが、それよりも、【ボバース治療】などの方が、まだまだ有名です。ボバース治療法が、自費治療法で、普及してないのは、

【神経筋促通法に比べると、目先の効果が、非常に乏しいため】です。

その点から、考えると、【ボバース治療法】の方が、片麻痺治療法としては、マシ。という事にもなって来ますが、そのあたりは、また、別の記事でも書いてみようと思います。

実際、現状、病院などで行われてる、ほとんどの治療法は【ボバース治療】か、【川平法】【CI療法】なので、

感覚重視系の治療法は、なおのこと、受ける必要は、ないと思って大丈夫です。

ただ、最近、感覚重視系の治療法も勢力を拡大してきていますので、安易に引っかかる事のないよう、

気をつけなければなりませんが、それは、これからも、少しずつ書いて行こうと思っております。

お待ちください。まずは、この世にありふれ過ぎた厄介な神経筋促通法から逃れない限り、片麻痺が根本再生する事は難しいので、

しっかり、認識しておいていただきたく願います。

まず、神経筋促通法は、その名の通り、神経と筋肉を促通するという治療法なのですが、

絶対的に、間違って受け取らないで欲しいのは、

【麻痺した筋肉と、麻痺した神経を促通しているわけではない】

と、いうことです。多くの方が、この部分を大きく履き違えて認識しております。治療法と言えど明らかに商売ですから。商売には、いつも、裏はあるという事を忘れずに。彼らも【故意に隠してるわけではないのです】

もちろん、流派の大元から枝分かれした実の部分の治療家達は【故意に隠してる】事の方が、多いです。が、

神経筋促通法の大元の人達は、決して隠してるわけではないと思います。

聴けば答えてくれるはずです。聴いても、はぐらかされたら、【残念ながら隠してる】ということになるだけです。辛い事ではありますが、

そうやって、取捨選択していかなければ、やはり、この世はビジネスありきですから、

どれだけ信仰しても、それが、うまくいく事の方が珍しい世の中ですので、

しっかり学んで事実や本質は知って欲しいです。

では、続けますが、確かに【気持ちは、麻痺している筋肉や麻痺している神経を促通しようとしていると思います。】

【気持ちは】です。しかし、いくら【気持ち】や【意気込み】がそうでも、

結果【麻痺している筋肉や神経を促通出来てないのであれば】それは、許される事ではありません。

仮に、【部分的に、麻痺した筋肉や麻痺した神経を促通している】と、するならば、

広告には、キッチリ、【そう明記しなければ、ならないはず】です。

【当院の治療法は、片麻痺の根本再生ではなく、改善です】

【当院は、麻痺した筋肉や麻痺した神経を部分的に促通する治療院です。】と、しっかり、勘違いしないように、明記されていなければ、ならないと、思います。

なぜなら、別の記事でも書いているように、【片麻痺というのは、脳卒中で作られたものではなく、そのような誤った治療法によって麻痺した筋肉や麻痺した神経を無視して、生きている損傷から免れた筋肉を促通した結果、生きている筋肉で麻痺した筋肉の分まで代償的に作られた動きの事を『片麻痺』と呼ぶのであり、つまり、片麻痺を治しに来ている人達を片麻痺にしているのは、そのような誤った治療法をやっている治療院だから】です。

ですので、治療家として、

【片麻痺を心から治したい】と、願って、藁をも掴む気持ちで探しているクライアントさんがたくさんいる事を承知ならば、必ず、そのように、分かりやすく広告には明記しなければならないと思うのです。

しかし、そのような神経筋促通法の広告は、見た事がありません。