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ci療法
片麻痺リハビリ

ci療法とわ?

脳卒中片麻痺の治療法で、CI療法というものがあります。
これは、1980年代に生まれた治療法で古い治療法ではありますが、いまだに存在はしているようです。
簡単に説明すると、麻痺していない手や足を拘束して麻痺した手や足を1日に6時間2週間など短期的に使いまくる治療法です。
もちろん無闇矢鱈に使うわけではなく、その人に合ったレベルや、その人の生活や仕事を考慮し使用目的、目標に沿った動作をセラピストや医師が立案し行い、年々その訓練法に磨きをかけているそう。
縛るというのは浅はかであるように感じますが、縛らないと発揮されないという現実は確かにあって、それこそ、僕がよく言ってる【人は死ぬまで分からない】という言葉と同じで、失わないと分からないという現実は確かにあるわけです。
また、そもそもCI療法が生まれた背景は、動物の健康な手足を縛った事で麻痺した手や足を使い始めた事から考えられた治療法でもあるので、生物全体において使えない状況にする事で習慣を変えるように学習にも大いに効果はあるというのは間違いではありせまん。
使い方を間違えなければ、効果はもちろんあるわけです。しかし、あまりにも根本的な理論が薄く、そもそも麻痺した手を単に使う事で治していくという部分が非常に浅く、行為や動作が生み出される根本的な要素や仕組みの部分があまりにも軽視されています。
なぜ、動作や行為が発現するのか?
その部分はスルーしていて行為や動作は発現するでしょうからスタートしているわけです。
何度も言ってる事ですが、麻痺とは、動かないのが麻痺で、わずかでも動けば麻痺ではない。では、ありません。動いても麻痺であり、動かなくても麻痺なのです。どちらも同価値に麻痺なのです。
麻痺というものがどういうものなのか、その部分が全く理解されていないので、動く者は動かせばええじゃないか。
を、愚直に高める、極めた治療法がCI療法なのです。
40数年をかけて高めた、極めた事については素晴らしいことです。しかし、間違った理論を高めても極めても、やはり。間違いは間違いで変わりません。CI療法も、治療法というよりも、現実問題、つまり、リハビリ期限というものがありきの治療法であり、治療とは全くかけ離れたものです。
国が定めたリハビリ期限。この仕方ない無慈悲な現実、無慈悲ではあるが、医療費から考えると最善な期限。
つまり、最善な現実。その、最善な現実の世界線で考えられた代償療法の一つです。川平法は、このCI療法から枝分かれして発展した治療法になります。
ボバースにしろ、川平法にしろ、CI療法にしろ、全てはある閉塞された限定された世界線で作られた代償療法です。
決して悪いものでもなく、使いたい方は使えば良いと思います。ただ、根本的な治療、治す、治癒、再生という概念とは、全く別次元のものであるということだけは地球生誕初めての根本再生治療法の創始者である僕は淡々と事実を説明はさせていただきたく思います。



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